【取材レポート】Ledapple 1stシングル発売記念 インストアイベント!
【取材レポート】Ledapple 1stシングル発売記念 インストアイベント!
2013年7月に日本でデビューしたばかりの韓国のバンド、”Ledapple”。12月25日(水)の1stシングル『GreatestWorld』発売を記念して、東京近郊でインストアイベントを開催。12月28日(土)に渋谷タワーレコードで行われたイベントの様子を取材してきました。伝説的グループのレッド・ツェッペリンと、新鮮な林檎のように新しい音楽を表す意味で名付けられた“Ledapple”は、ツインボーカルのハンビョルとギュミン、ギターのヨンジュン、ベースのグァンヨン、ドラムのヒョソクの5人で構成。歌って踊るパフォーマンス・バンドとして注目を集めている。
今回のライブはスペシャルリクエストライブという形式で、Ledappleが2013年にYoutubeで配信をしたMUSICNOTE(洋楽やK-POPの曲をLedappleがカバーしたり演奏したりした映像をYoutubeのオフィシャルチャンネルに配信をしていた企画)の中から投票上位曲を披露するという内容で開催された。
ライブイベントに先立ち、急遽トークコーナーが設けられ、MCの進行の元メンバーたちとのトークが繰り広げられた。「僕はLedappleのリーダーとギター、ヨンジュンです!」「ボーカルとセクシーな末っ子、ギュミンです。」「ハンビョル様です〜、よろしくお願いします!」「ドラムのヒョソクです、よろしくお願いします!」「紫(髪が紫だから)グァンヨンです。よろしくお願いします。」

12月25日に発売となった『GreatestWorld』が、タワーレコード全店の総合シングルチャート3位・タワーレコード渋谷店デイリー総合チャート1位・オリコンデイリーチャート10位を獲得したことが発表されるとメンバーたちは口を揃えて「ありがとうございます!幸せです!」とファンに頭を下げた。グァンヨンは「僕たちが7月に初めてデビューしましたが、今回のアルバムもたくさん愛して下さって本当にありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いします!!」とファンへの感謝の気持ちを語り、ハンビョルも「皆さんがいたからコンサートも出来ます、本当にありがとうございます。」と続けた。
今回の『GreatestWorld』プロモーション期間、約2週間日本に滞在したLedappleのメンバー。ハンビョルが収録の為に1日だけ韓国に戻っていた間も練習して食べて寝て、といつも通りの生活をしていたそうだが、もしも日本で1日お休みをもらえるとしたら?というMCの質問に、ハンビョルは「寿司が食べたい!」と答えた。
次にトークはライブの内容へ。
まずはMUSIC NOTEを始めたきっかけについて「これを始めたのが、僕たちが活動を休んでいた時期なんですが、Youtubeを通じて僕たちの実力や音楽をお見せするのが一番効果的なんじゃないかと思って始めました。」とハンビョルが答えた。曲を決める際にはビルボードチャート1位だとか、いい曲・有名な曲から選んでいるという。ヨンジュンは「まずその曲を分析して、他に参考資料がないか見てみたり、他のバンドの方が演奏したのを見て参考にしたりしています。そしてその後すぐ録音に入ります。」と、アレンジの進め方について説明した。
これまでのMUSIC NOTEの中で一番演奏が難しかった曲を尋ねると、ヨンジュンが「SHINeeのDream Gril、Sherlock。」と答え、ハンビョルも「SHINeeの曲は本当に難しいです。」と付け足した。
ヨンジュン「今回の活動も皆さんのおかげで良い結果を得ることが出来ましたし、楽しく活動することができてとても感謝しています。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。」
ギュミン「本当に幸せな想いでを作って下さってありがとうございます。永遠にLedappleと一緒にロックンロールしましょう!!」
ハンビョル「今僕はうれしいです。皆さんがいたからこうやってコンサートできました。これからもっともっと一生懸命頑張ります。」
ヒョソク「皆さんありがとうございます。よろしくお願いします。愛してるよ!」
グァンヨン「これから皆さんと一緒に東京ドームまで行きたいです。よろしくお願いします!」
一人一人からファンへのメッセージを伝え、トークコーナーは終了。スペシャルリクエストライブが始まった。
1曲目は12月25日にリリースされた新曲、「Greatest World」。とてもノリの良いダンスナンバーで、会場は一瞬で熱気に包まれた。明るい歌詞と繰り返しのサビが印象的な曲で、それぞれの楽器の音が際立つメロディーラインも特徴的だ。
次の曲は韓国で、チャン・グンソク主演 KBSドラマ「きれいな男(原題)」のオリジナルサウンドトラック メインテーマとなった曲「ノエゲカンダ(Going To You)」。“本当に大切なものは失った後に気が付く”そんな後悔の気持ちを切なく歌ったバラードソング。メインボーカルであるハンビョルの心をグッと締めつけるような切ない歌声が映える一曲だ。続いて、冬らしい美しい旋律にボーカルの声が映えるバラード、「いま、僕の名前を呼んで」が披露されると、会場中はうっとりとその歌声に聴き入った。
「今からMUSIC NOTEタイムです!」
MUSIC NOTEタイムの開始にキャーと盛り上がる会場。まずは投票企画で5位となったBruno marsの「Talking To The Moon」が披露された。メインボーカル、ハンビョルの高音に観客は思わず拍手。

続いて披露されたのは投票企画1位となった、同じくBruno marsの「Treasure」。「Treasure!」のかけ声で会場には再び熱気が溢れ、ペンライトを上下に振りながら盛り上がる。
その後、One Directionの「Kiss YOU」やLedappleのオリジナル曲である「Bad Girl」、アンコールでは「Time is up」等、韓国での人気曲も続々と披露され、会場の熱気は最高潮。ところどころ面白いトークを挟みながら、楽しい時間が流れた。中にはその歌声に涙するファンも。Wアンコールを求める声が上がったが、「1月に渋谷でライブがあるので、そっちへ来て!」とのことで、スペシャルライブは終了。そのまま同会場内で握手会が行われた。

日本に根付いているバンド文化、そして昨今で大きなブームとなっていたK-POP。日本での、その双方における第2時代を築いて行くにふさわしい形といえる韓国発のパフォーマンス・バンド”Ledapple”。オリジナル曲の良さももちろんあるが、カバー曲の選曲においても彼らのセンスが伺え、今回の活動を通じて今後の活躍への期待が更に高まることになった。
尚、Ledappleは新年1月31日にSHIBUYA-AXで単独ライブを開催予定である。
文/Kyuyon Kim