SUPER JUNIOR ドンヘが孤独な天才パティシエに扮する初主演ドラマ「パンダさんとハリネズミ」(脚本:ハン・ジュンヨン、演出:イ・ミンチョル)が、韓国の総合編成チャンネル<チャンネルA>の週末ドラマとして8月18日(土)より放映が開始される。
第一話放送を目前に控え、出演者ドンヘ、ユン・スンア、チェ・ジンヒョク、ユ・ソヨンなどの主要キャスト4名と、“演技の神”こと俳優パク・グンヒョンが登壇して華々しく実施された制作発表会見のレポートをお届けする。

 

 

<ドンヘ>

――パティシエ役にキャスティングされてお菓子作りを習い始めたそうですが、いかがですか?才能は?

 

「才能があるのは確かだと思います(笑)。あまり時間がなく、2~3 週間程度しか学べなかったんですが、私た ちが普段簡単に買って食べることができるケーキは、作るのに実は時間がすごくかかるんです。準備期間も合わ せると、3~4 日も時間がかかるケーキもあります。今後機会があれば、趣味として続けていきたいと思っていま すし、メンバーの誕生日にもーキも作ってあげたいですね(笑)」

 

――ドンヘさんが考える天才パティシエ“コ・スンジ”の魅力は?また、実際の自分の性格と似ている所は?

 

「“スンジ”の魅力は、気難しくて刺々しい性格なのにケーキを作る時だけは誰よりも愛情を見せる、という部 分が魅力ではないかなと思います。そんな気難しい点が、スンジと自分の似ている部分だと思います」

 

――韓国での放送開始前から日本、そしてアジア各国から大変な注目を集めていますが、いかがですか?

 

「ドラマ放送開始前からアジア各国を始め、世界中から応援していただき、とても感謝しています。その声に応 えるためにも、本作を通じて美しいラブストーリーを描いていくつもりです。まず、ドラマを見ていただくのが 一番だと思います。とても面白い作品ですので、多くの方にご覧になっていただきたいです」

 

――劇中、パン・ダヤンに向けて独特な愛情表現をするそうですが?

 

「独特な愛情表現というよりは、コ・スンジというキャラクターは刺々しく不器用な人物です。いわゆる“悪い男”スタイルなので、愛情表現も素直にできずに遠まわしに言ってみたりするんだと思います」

 

――予告編に着替えで裸を見せるシーンやキスシーンがありますが、実際本編にもそのようなシーンが多いのでしょうか?

 

「キスシーンはもちろんあります!ドラマがそういう内容ではないので、露出シーンはそんなにありません (笑)」

 

――ドラマに対する意気込みを聞かせてください。

 

「韓国だけでなく、全世界から注目されている『パンダさんとハリネズミ』にたくさんの応援をお願いします。この場をお借りして、パク・グンヒョン先輩に感謝の気持ちをお伝えしたいです。台詞から動きまでのひとつひとつをアドバイスしてくださり教えてくださいました。これからも先輩からたくさんのことを学びたいと思って います。本当に感謝しています」

 

 

<ユ・スンア>

――ユ・スンアさんが考える“パン・ダヤン”の魅力とは?

 

「どこに飛んで行くか予想もつかない奔放な所がパン・ダヤンの魅力だと思います。そして、最近なかなか見な いほどの純粋さを持った人物です。そんな純粋さが、“なんでそう考えるの?”と最初はもどかしくも感じるの ですが、その魅力にだんだんはまっていくんです」

 

――相手役のドンヘさんと共演されて、いかがでしたか?

 

「最初にドンヘさんに会った時は、近寄り難い印象で“どうしよう”と心配もしたんですが、現場で顔を合わせ ていくうちに“純粋な子ども”のような面があるんだな、と思いました。イタズラをしたり、現場の雰囲気を良 くしてくれます。おかげで、ドラマの撮影をとても楽しく行っています」

 

――劇中、ドンヘさんとチェ・ジンヒョクさんの二人から愛される役ですが、いかがでしたか?

 

「とても感謝しています(笑)こういうシチュエーションは初めてだったので、とてもありがたいです(笑)」

 

――ドラマに対する意気込みを聞かせてください。

 

「『パンダさんとハリネズミ』は、他のロマンティックコメディーとはまた違った、面白くて五感を刺激するよ うなドラマなので、たくさんの応援を期待しています」

 

 

<チェ・ジンヒョク>

――“オムチナ(親が思う、完璧で理想的な息子”)というキャラクターを好演していますが同時に、劇中パン・ ダヤンに対する純情な愛をみせる “純情男”と“チャドナム(冷たい都市の男)”の両方を表現しているそうで すが、チェ・ジンヒョクさんの実際の性格は“純男”と“チャドナム”のどちらですか?

 

「“純情男”と“チャドナム”で言えば、私はそのちょうど真ん中にいると思います。どちらとも言えませんね。 でも、今まで他の作品を通じて演じてきたキャラクターは、少し重くて真面目な役が多かったんですが、今回演 じるチェ・ウォニル役は私に一番よく合っているキャラクターじゃないかなと思っています。実際の私の性格に 一番近い気がします。会社や人前ではカリスマや重みがあるフリをしますが、実は寂しく、マイナスな面も多く もっていたり…そして、パン・ダヤンのためなら何でもします。視聴者の方々は、パン・ダヤンを前にしたチェ・ ウォニルの姿を見たら、きっと“バカみたい”と感じると思います。そんな不器用な一面もあるチェ・ウォニル という人物は、様々な魅力を持ったキャラクターだと思います」

 

――ドラマ「大丈夫、パパの娘だから」でドンヘさんと以前にも共演したことがありますが、実際にも仲がいいそうですね?

 

「はい。ドンヘさんは、同じ中学の後輩なんです。最初は知らずにお互い別々に芸能活動をしていたんですが、 『大丈夫、パパの娘だから』で会って、同じ中学を卒業していたということを初めて知りました。それを知って、 さらに仲よくなった気がします」

 

――ドラマに対する意気込みを聞かせてください。

 

「私たちのドラマ『パンダさんとハリネズミ』が、総合編成チャンネルのドラマの中で最高の視聴率が取れるよ う、たくさんの応援をお願いします!」

 

 

ドンヘ、ユン・スンアら4人のキャストは終始仲良く、和気あいあいとした家族のようなムードの中、制作発表会見は無事に幕を閉じた。 なお、ドラマ「パンダさんとハリネズミ」は日本では10月16日(火)夜9時より第一話放送スタートが決定している。
「パンダさんとハリネズミ」 ドラマ制作発表会見
【日時】2012年8月16日(木)
【場所】ソウル市インペリアルパレスホテル
写真提供:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

 

 

ドラマ「パンダさんとハリネズミ」

【日本版公式サイト】 http://kandera.jp/sp/panda/
【スタッフ】 製作・企画・総監督:ソン・ヘソン『私たちの幸せな時間』『男たちの挽歌』『力道山』(映画監督作品) 演出:イ・ミンチョル「オレのことスキでしょ」脚本:ハ・ジュンヨン「大丈夫、パパの娘だから」
【キャスト】イ・ドンヘ(SUPER JUNIOR)「大丈夫、パパの娘だから」、ユン・スンア「「イタズラなKiss~Playful Kiss」「太陽を抱いた月」、チェ・ジンヒョク「ロマンスが必要」「パスタ~恋ができるまで~」、ユ・ソヨン「イケメンですね」
【作品データ】 日本放映予定:DATVより 10月16日(火)夜9時から第一話放送開始。
【あらすじ】 天才的なパティシエでありながら孤独で気難しい青年コ・スンジ(ドンヘ)は、潰れかかった「パンダカフェ」でキュ ートだが破天荒なキャラの女主人パン・ダヤン(ユン・スンア)とその一家とともにひとつ屋根の下で暮らすことになった。パン・ダヤンに思いを寄せる有名製菓店「セント・ノレ」の若手社長チェ・ウォニル(チェ・ジンヒョク)、ダ ヤンの友人でありながらウォニルに思いを寄せる「セント・ノレ」の企画室スタッフ、カン・ウンビ(ユ・ソヨン) らが絡まり、恋の行方は目が離せない展開に!?だが、その陰にはスンジの心に重くのしかかる幼い頃の秘密が隠されていた…。