Crayon Pop:目指すは女版PSY? 色とりどりの成長型アイドル 〜motiちゃんのヨジャドル図鑑
みなさんこんにちは!新人グループの名前と顔を一致させる作業だけで一日が暮れていくイラストレーターmotiです☆
振り返ればあのロンドンオリンピックの熱気も何処へやら。雨後の竹の子のように、たくさんの新人グループがステージデビューを果たしています。ヨジャドル好きの私でもあまりの数の多さにグループ名もメンバーの名前も全然頭に入ってきません…。魅力的なグループもちらほらいますが、一体どれだけのグループが来年も活動を続けることが出来るのか。全く予測がつきません…。
そんな中でもおすすめしたい…♪ 今回は個性派新人ガールズグループ『Crayon Pop』
Chrome Entertainment所属 2012年7月にシングル曲『Saturday Night』で韓国にてTVデビュー。早い段階で日本での活動を視野に入れていたのか、先行曲の『Bing Bing』では、大阪を舞台にしたMVを収録。韓国デビューのずいぶん前から日本でのイベント活動に力を入れていて、他の新人グループとは一線を画するプロモーション展開をしています。
現在、韓国ではデジタルシングル『Saturday Night』が配信中。公式動画サイトで『Saturday Night』『Bing Bing』のMVに加え、練習風景やオフショット映像を楽しむことができます。
特に『Bing Bing』のDancePractice映像は必見。コミカルなDanceで一見簡単そうなのですが、よく見るとかなり複雑な振付を軽々とこなしていて、ダンススキルの高さに目を見張ります。
Crayon Popを構成するメンバーは、リードボーカルを務める可愛い双子姉妹、ウェイとチョア。同じくリードボーカルで末っ子、元気キャラのソユル。ボーカルとダンスを担当するのは最年長で堀北真希似のグンミと、ハーフのような顔立ちの美少女エリン。
2012年1月に『hurricane pop』のユニット名で中国で活動を開始。この時点では現メンバーのウェイはまだ未加入で、元coin Jackson初期メンバーのセランが舞台映像で確認できます。
その後グループ名を『Crayon pop』と改名。セランに変わりチョアの双子の妹ウェイが加入して、現在の5人グループとなります。
リードボーカルでラップも担当するソユルは、ポータルサイト”Daum”の2008年度ネット5大オルチャンにも選ばれた美少女。往年の篠原ともえのようなカラフルな衣装と愛嬌たっぷりのダンスがとてもチャーミングです。いつもステージで身につけているリュックサックから顔を覗かしているくまのお人形は日本のファンからのプレゼント。激しくダンスしても取れないよう、ちゃんと接着してあるのだそうです。
一方、最年長の健康少女グンミちゃんはなかなかの苦労人です。
中・高校時代にダンスサークル活動にいそしみ歌手を夢見たグンミは、21歳の時に初めて歌手のオーディションを受けようとします。しかし、父親が突然の脳出血で倒れ入院したため、オーディションをあきらめざるをえませんでした…。
祖母の介護に弟は兵役と、一家の生計を担うことが出来るのはグンミひとり。グンミは皮膚科病院で毛包管理士として働きながら父親の看病と祖母の介護を続けたそうです。懸命な介護のなかで祖母はこの世を去ってしまいますが、幸いな事に父親の意識が一年半ぶりに回復し、今では完全に健康を取り戻すことが出来たそうです。毛包管理士として病院勤務する傍ら、夢をあきらめずダンス学院に通い続けたグンミ。弟も無事兵役を終え帰ってきたことで、オーディションに参加し晴れてデビューすることが出来ました。家族への思いやりと責任感、並々ならぬ根性に頭が下がります…。
そんなCrayon Popをボクが初めて知ったのは、TwitterでのKpop仲間のつぶやきから。
「どれどれ」という軽い気持ちで『Bing Bing』のMVを観て衝撃を受けました…。ゆるいテンポのいなたい曲とキッチュな衣装。通天閣や心斎橋を背景に楽しそうに踊る姿にすっかり魅了されてしまいました。程なく公式FCの代表でもあるフォロワーさんから「Crayon Popのうちわを作ってくれませんか?」との正式な依頼があったので、喜んで~♪という感じで受注に至りました。

イラストの制作途中段階から「韓国事務所のスタッフもイラストに注目しているらしい…」との連絡があったりでちょっと緊張しつつデザインしました。そして、無事うちわが完成・報告すると、今度はFC代表から「メンバーも滞在しているHOTELに打合せに来てくれ」との連絡が…。
今までにない展開に戸惑いながらも、指定されたHOTELに到着すると…。なんとCrayon Popのメンバーが!所属事務所のご好意でメンバーにうちわを直接渡す時間を設けて下さいました。

ロケ帰りのメンバーがこころよく認証Shotに応じてくれました。うちわのデザインもとても気に入ってくれたみたいで、うちわのデザインと同じポーズをとってくれたり…夢の様な時間でした。
双子の妹ウェイちゃんは特に気さくで「もう、夜ご飯は食べましたか~?」と覚えたての日本語で話しかけてくれて感激しました。
双子姉妹ウェイちゃんとチョアちゃんは本当によく似ていて髪型以外ではなかなか見分けづらいですが、よくよく観察していると性格は結構違いますね…。妹のウェイちゃんは好奇心旺盛で、物怖じせずコミュニケーションをとれるしっかり者。姉のチョアちゃんはおっとりしててちょっとおとぼけ。甘えん坊なタイプと見受けました。
翌日、8月24日、お台場にあるVenusFortで催されたファンミーティングに参加。見覚えのある耳の肥えたKpopファンたちが大勢集まっていて期待値の高さを伺わせました。実際に観るCrayonPopのステージは新人離れした素晴らしさで堂々としたパフォーマンスに鳥肌が立ちました。
トークコーナーではKARAの『Mister』少女時代の『Gee』、そして世界的に流行中のPsyの『江南スタイル』のカバーダンスを披露。まさかの選曲に会場も大盛り上がりでした。
ステージの最後に披露された新曲『いちにさんし』では、メンバーのエリンが感極まって涙を流す場面も…。観ているこちらも胸打たれてもらい泣きしてしまいました…。集まったファンも大満足の素晴らしいデビューイベントに参加することができて本当に幸せな気分でした。
観るものを笑顔にする愛嬌たっぷりのトークと実力に裏打ちされたダンスパフォーマンスは一見の価値あり。機会があったら、是非足を運んでみて下さい。
今月25日に2ndシングルでカムバックするCrayon Pop。20日には韓国で1stファンミーティングが開催。ぜひ再び日本でもファンミーティングを企画していただきたいです。
MAXIM10月号のインタビューでは「『女性版DJ DOC』『女性版Psy』を目指す」と熱い抱負を語ったCrayon Pop…。メンバーの大好物「お寿司」が思う存分食べれるように、これからも応援を続けたいと思います。
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