KBS 2TV週末ドラマとしてスタートした「最高だ、イ・スンシン」に対して、国際青年連合DNがドラマのタイトルと主人公の名前の使用禁止と放映禁止の仮処分申請を、6日ソウル中央地方裁判所に提出した。

 

DNは11日、「KBSで伝播させる今回の”イ・スンシン”の問題はとても深刻だ。ドラマが終わる頃には学生にとって”イ・スンシンはアイユ”ということになる」と見解を表明し、国民的英雄イ・スンシン将軍との混同を危惧するとしているのがその中身だ。

 

同団体は「表現の自由を考慮しても、それらは国家の名誉を毀損してはならない」とし、イ・スンシンの名が国家の象徴物に準ずるという主張である。

 

今回の仮処分申請について、KBS側は「民族の英雄イ・スンシン将軍を卑下したり、迷惑を掛ける意図は全くない。ドラマは逆境に身を置くヒロインのイ・スンシンが不屈の闘志で成功してゆく物語だ。内容を見ずに単にドラマのタイトルや主人公の名前に使ったという点だけで問題視されるのは残念」とコメント。

 

ドラマ『最高だ、イ・スンシン』は直近で視聴率24.3%と、前週より2.1%ポイント上昇している。