『美男<イケメン>ですね』のパク・シネと、『製パン王キム・タック』のユン・シユンが贈る、最旬ラブコメディ『となりの美男<イケメン>』。

 

先月7月にTBS韓流セレクトにて地上波初登場。高視聴率を記録し、また7月度のTSUTAYAレンタルランキング(アジアTVドラマ部門)全8巻上位を独占するなど、大ヒットを記録した。

この大ヒットを記念して、主演のユン・シユンが9/1(日)に来日し、DVD購入者限定の特別イベントと記者会見が行われた。

 

□500人にのぼるファンと盛りだくさんのメニューで交流した特別イベント

 

爽やかな笑顔でファンの大きな歓声と拍手に応えるように手を振りながら登場したユン・シユン。「久しぶりですよね。『となりの美男<イケメン>』のエリック、ケグム役の、ユン・シユンです!よろしくお願いします!」と、日本語であいさつ。客席からの「かわいいー!」という声と熱気が溢れる中、インタビューがスタートした。

 

日本でのエピソード

――前回5月に来日されたとのことですが、その時は何をしたのですか?

「5月に来たときには、水田航生さんと日本語が一言も喋れない(笑)コ・ギョンピョさんと渋谷にダーツに行きましたよ。僕とコ・ギョンピョさんは楽しくダーツしてたんですが、水田くんは負けん気が強くて、とにかく勝とうとしていました(笑)普段水田さんはソフトで優しい人なんですが、勝負事になると男に変わります(笑)」

 

――今日韓国から日本に来たとのことですが、日本に来て初めて食べたものはなんですか?

「今日は牛丼を食べました。小さい時に食べたおいしいものって思い出になるじゃないですか。実は僕、昔日本にアルバイトに来たことがあって、そのときお金が無くて一週間くらいずっと牛丼を食べていたんです。モデルさんの洋服を僕が運んだりしたんです。それで社長さんがごちそうしてくれたのが牛丼だけだったんです。(日本語で)ギュードン…(今日も)ギュードン…(笑)」

 

ドラマのキャラクターや撮影現場の裏話

――では、ドラマの話に移りたいと思います。「となりの美男」はTV放送もされ好評を博しています。ここにいるお客さんはDVDを買ってくれた人たちなんです。

「お金持ちですね…(笑)」

 

――皆さんお金ないのに買ったんですよ(笑)

「僕は手元に残したい作品を購入するので、皆さんが貴重だと思っている作品の中に、僕が出た作品が入っているということがとても嬉しいです。ありがとうございます。」

 

――ケグム役で大変だったなと思ったことはありますか?

「漫画のキャラクターを演じているようで、本当に楽しかったです!僕が今回キャラクターのモデルにしたのは「ワンピース」のルフィなんです。「ワンピース」が好きなんです。」

 

――なるほど。では最後に、ユン・シユンさんの今後の活動予定を教えてください。

「ドラマの撮影を終えて、新しい作品の準備に入っているのですが、今ちょうどバラエティ番組に出演しています。「裸足の友人」という番組です。ダイビングに挑戦したりとか、歌を歌ったりとか、さまざまな姿を見せられればと思っています。

ドラマは少しお休み中です。僕は、お水恐怖症なんです。最初は水に顔をつけるのもダメだったんですが、ダイビングのために克服しました。水泳は足がつくところは平気でしたが、つかなくなるとダメですね。。本当に怖くって、正直に言うとやりたくなかったです(笑)でもそこで自分自身を出すこと、本当の姿を見せてそれを克服することが素晴らしいと思ったんです。(MCに)今度一緒にダイビングしましょう!」

 

――はい、お願いします!

「真心が感じられない返事ですね(笑)」

 

――(さっきより元気に)はい!お願いします!

 

ファンからのプレゼント、サプライズバースデー!

ここで照明が落とされ、ユン・シユンには内緒で準備された年齢の“27”のろうそくに火がともされたサプライズ・ケーキが登場。ファンは声を合わせて「センイル、チュッカ、ハムニダー 」と、韓国語でバースデーソングを歌い、9月26日の誕生日を先駆けて祝った。

ローソクの灯を消す前に、ローソクに顔を近づけ、下から灯りに照らされた顔で微笑み、ファンから「怖い!(笑)」と言われるシーンも。


 

 

誕生日は今でも大事にする。それが自分自身を愛する第一歩。

「ありがとうございます!大人になると、誕生日っていつの間にか過ぎ去ってしまうじゃないですか。でも、僕は今でも誕生日ってなんだか緊張するんですよ。誕生日は必ず、自分自身で祝ってあげるべきだと思います。それが自分自身を愛する第一歩だと思います。」

 

お腹をすかせていたユン・シユンはフォークを受け取ると、観客にケーキを見せ、大きく一口。ファンからの「マシッソヨ(おいしい)? 」の問いかけに、近づいて自分の食べていたケーキを同じフォークで食べさせてあげるサービスも。会場には悲鳴とも言える歓声があがった。最後は司会者にも一口サービス。

 

――シユンさんは今年で27歳ですよね。27歳の抱負を教えてください。

「大人の責任感を持ちながら、いつまでたっても子供のような純粋な気持ちを忘れない、そういった子供のような大人になりたいです。ケグムもそういった役だったんです。大人のような、子供のようなキャラクターだったんです。だから、日本の子供たちのように今日は半ズボンを履いてきました!(笑)」

 

ユン・シユンからファンへ、1分間の写メタイムと歌のプレゼント

続いて、ユン・シユンからファンへのプレゼントとして用意された写メタイムでは、手でハートを作ったりピースをしたりと、ポーズを変えてファンの歓声に応えた。

さらにユン・シユンはサプライズで歌のプレゼントを準備。

 

「実は僕、病気にかかってしまいまして。絶対に歌詞を覚えられない病気です(笑)おバカちゃん病にかかってしまったんです。歌うのは僕が大好きな曲なんですけど、この(タイトルの)日本語は僕がいうととてもいい意味になります…(日本語で)「付き合いたい」

 

ドラマの挿入歌でユン・シユンも大好きというケグムのテーマソング「付き合いたい」を披露。カンニングペーパーを見ながら 1番を韓国語、2番を日本語で熱唱した。

「まずは謝罪させてください。すみません。本来はきちんと歌詞を覚えてくるべきだったのに。なので皆さん、僕にリベンジする機会を下さい。そうですね、3ヵ月後に挽回しましょうか?」

 

――実は、3ヵ月後の12/7(土)にファンミーティングがあるんですよね。

「そうなんです。そのときに僕は皆さんにプレゼントが出来ればと思っています!」

 

12月7日(土)に東京・ゆうぽうとホールでファンミーティングを開催することを発表し、ファンと再会の約束をした。

 

 

 

□真面目な良い話とやんちゃないたずらを織り交ぜた、まるでケグムのキャラクターのような記者会見

 

多数の報道陣と抽選で選ばれた幸運なファン30名の拍手に迎えられ、笑顔で登壇したユン・シユン。「こんばんは、ユン・シユンです。よろしくお願いします」と韓国語に続き「こんにちは。『となりの美男<イケメン>』のケグム役のユン・シユンです。よろしくお願いします」と日本語で挨拶をした後、質疑応答が行われた。


 

 

今回日本に来て感じたことは「ケグム」というキャラクターへの愛

-今日のイベントはファンの方々の反応も熱かったですね。どんなふうにご覧になりましたか?

「いつも日本に来て感じることは皆さんとても親切で、深い愛情を下さるということなのですが、今回来て感じたことは皆さんがこの「ケグム」という役を本当に愛して下さっているんだなぁということでした。

僕がドラマで魅せたケグムの仕草や、お茶目な表情なんかを見せると、皆さんがそれを受け止めて下さる準備が出来ているなぁと思いました。今回のイベントでは少しふざけて、子供っぽい姿というのを魅せるようにしていました。」

 

好きな人には子供っぽい一面を見せたい。そういった姿を演じたのが今回のケグムという役

-普段のシユンさんも同じですか?

「好きな人にはちょっと多めにイタズラをしてしまいます。ですから、ファンの皆さんに対してもちょっとイタズラをしてみることが多くあります。もともと皆さんの心の中には子供っぽい一面があると思うんですけれども、そういった子供っぽい姿を

好きな方には見せたいと思うじゃないですか。そういった姿をお見せしたのが今回のケグムという役だと思います。」


 

演技が好きな友人同士が集まって作り上げた、そんな撮影現場

-共演者の皆さんとの息のあった演技がとても楽しかったのですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

「本当にイタズラをたくさんしましたし、とても楽しい現場でした。まさに子供のように一緒に遊んでいました。

ですが、カメラがセッティングされるときというのは、その前に30~40分練習をしてから臨むものなのですが、実際、こんなに一生懸命に練習をして臨むということも今までなかったことなのです。ですから、演技が好きな友人同士が集まって、遊びながらつくりあげた・・そんな作品ではないかなと思います。」

 

たくさんデートをした水田航生はとても心の温かい人。

-日本人キャスト、水田航生さんは最初と終わるまでの印象は変わりましたか?

「僕自身が日本でドラマに出演したことがあったので、僕は彼の気持ちがよくわかりました。

彼の面倒を一生懸命見てあげなくてはならないなと思っていました。一生懸命たどたどしい韓国語で話そうとしている彼を見て、楽しい思い出をつくってあげて、もてなしてあげたいなと思っていました。

実際、彼とはたくさんデートをしました。一緒に民族村に行って馬に乗ったり、韓国のお菓子の中にお砂糖を火であぶって食べるものがあるのですが、それを一緒に火であぶって食べたりとか、2人でよくデートしました。

撮影が終わる3,4日前から僕に会うたびに「ありがとう、ありがとう」という言葉を言い続けるんです。そんな姿を見て「彼は本当に心の温かい人なんだな」と思いました。」

 

共演者のキャラクターをも惹きだす、パク・シネはとてもレベルの高い演技をする女優

-パク・シネさんが演じたドンミとの可愛いカップルぶりが羨ましかったのですが、パク・シネさんはどんな方でしょうか?

「すごく女性らしい方なんです。落ち着いていて。すごく慎重な方です。お仕事の面でのデビューというのは僕よりもずっと早かったので、どんなにつらい状況の中でも、まずはスタッフさんのことを考えるということを徹底されている方でした。

 

僕の演技に対する考え方なんですが、非常にレベルの高い演技というのは「よく聞いてあげる」というのがあると思うんです。それは相手の俳優さんがどんな演技をするかによって、自分の演じ方を変えることができる俳優さんということです。

ケグムというキャラクターが自由気ままに遊びまわれることが出来たのは、パク・シネさん演じるコ・ドンミが100%それを受け止めてくれたからです。つまり、パク・シネさんという俳優さんは他の俳優さんを輝かせることができる非常にレベルの高い演技をすることができる俳優さんだと思います。」

 

12月のファンミーティングでは幸せについて分かち合いたい。

-イベント中にサプライズで12月7日にファンミーティングがあることが発表されました。言える範囲でどんなファンミーティングをしたいですか?

「もちろん、ファンミーティングというのは僕1人で作り上げていくものではないので、時間の経過と共に皆さんと素晴らしい内容で作り上げていくことになるとは思うのですが、今回僕が考えているのは僕が好きな話をたくさんしたいなと思っているのです。僕が幸せだなと感じることを皆さんにお見せできる、皆さんと分かち合えるそんな内容にしたいと思っています。」

 

他人を愛することが出来る人こそ、自分自身を愛することが出来る。

-先ほどのイベントで、誕生日を自分で祝うことが自分を愛する第一歩だと仰ってましたが、他に日常で自分を愛するためにしていることはありますか?

「こういう話を聞いたことがあります。人は他人の不幸をみたときに気分が良くなる物質が分泌されるんだそうです。でも、自分自身を愛することが出来る人は、他人の不幸を見ても嬉しくないそうなんですよ。なので逆説的なんですけど、他人を愛することが出来る人こそ、自分自身を愛することが出来るんじゃないかなと思います。他人を愛することができ、またそれを自分自身も受け止めることが出来る人、そういった人が自分自身も愛することが出来るそういった存在なんだと思います。自分一人では絶対に自分自身を愛することが出来るようにはならないと思います。」

 

 

至らない俳優の頃から温かく迎えてくれた日本のファンへの感謝。

-最後に日本のファンの皆さんに一言

「3年半前に僕が初めて日本に来たとき話せる日本語といえば「愛してる」、「こんにちは」この程度でした。

今回日本に来て感じたことなのですが、以前は日本は遊びに来たい場所でした。ですが、今、日本というのは僕自身がリラックスして、体を休めて、友人にも会ったりして、自分自身を充電させて帰る場所という風に変わりました。

ドラマを撮影するときに、いつも日本のファンの皆さんや、日本の視聴者の皆様のことを考えながら、日本の皆様が見ても理解できるようなそんな演技をするように、いつしか自分自身がなっていました。僕自身がそのように発展することが出来たのは、至らない俳優であった僕を一生懸命温かく迎えて下さった日本のファンの皆様のおかげではないのかなと思います。ですから、これからもいつも皆さんのことを忘れずに活動していきたいと思いますし、本当に気楽な気持ちで会いに来る俳優ユン・シユンになっていきたいと思います。皆さん、本当にありがとうございます。」

Kyuyon Kim

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■DVD情報 「となりの美男<イケメン>」

DVD-BOXⅡ 8月28日(水)発売
DVD-BOXⅠ好評発売

TSUTAYAにてDVD全8巻好評レンタル中

公式サイト:www.tonari-t.jp

発売元:カルチュア・パブリッシャーズ/セル販売元:アミューズソフト

©KIMJONGHAK PRODUCTION

■12月7日( 土)ユン・シユンファンミーティング開催決定

詳細は、ユン・シユン日本オフィシャルファンクラブ http://www.yoonsiyoon.jp/

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