ジェジュン 悲願の日本活動再開へ

~音楽で繋いだファンとの未来~

 

 

〈キム・ジェジュン 日本活動再開へ〉

 

 

「新しい環境の中、あらたに歩む道は少し怖いですが、僕は大丈夫です。

僕の目の前にいる皆さんが僕を見守ってくださっているから」

 

2018年2月1日ー。

 

TOKYO DOME CITY HALLで開催されたファンイベント〈“Bright Starts”in Japan2018〉でジェジュンが読み上げた手紙のファンへの言葉です。

 

震える手のままに、けれどもしっかりと読み上げた手紙は

「めっちゃ震えてる。その皆さんのためにも、さりげなく何もかも、一生懸命、頑張っていきたいです。

 

みんなに出逢えてよかった。

諦めないでよかった。」と率直な気持ちで締め括られました。

 

ファンではなくとも、誰もが知っている【元東方神起のジェジュン】に安住することなく、一人のアーティストとして日本活動再開へ走り出したキム・ジェジュン。

 

今回はそんなジェジュンのソロとしての楽曲経歴と、ジェジュンとファンにとって特別な楽曲「守ってあげる」を紐解いていきます。

 

〈アーティスト   キム・ジェジュンの経験値〉

 

2004年、韓国で東方神起メンバーとしてデビュー後、アジアで絶大な人気を得たまま、翌年2005年に日本デビューを果たしました。のちにJYJメンバーとして活動しながらも、ソロアーティストとしての活動に加え、俳優、モデル、デザイナー、コンサートディレクター等、幅広く活躍されています。

 

楽曲提供にも積極的で、2012年に俳優でありソロ歌手のペク・スンホン氏へ「日が昇る時まで」の作詞を、2013年には新人グループM.Pire(エンパイア)への「On my mind」があります。

 

現在、自身のアルバムの大半をジェジュン自らが製作していますが、初めて世に出た製作曲は2008年の東方神起『第4集 MIROTIC』に収録された「愛よ、泣かないで (Don’t Cry My Lover)」です。

 

 

 

今日もまた酔って君に電話をかける

 

やっぱり君は出なくて また泣くんだ

 

何を言ってしまったのか

余計なことを言ってしまったのか

 

「ごめん」っていう言葉さえ言えない

 

今でも僕から逃げようとするのか?

 

掴めない夢を追うように遠ざかってく

 

しばらく瞳を閉じて君を愛してしまうかも

 

離さなきゃいけないが

君の手を離せないかも

 

僕に愛するということを教えてくれた君

 

~「愛よ、泣かないで (Don’t Cry My Lover)」~から

 

 

 

「愛よ、泣かないで (Don’t Cry My Lover)」の歌詞ですが、2008年といえばジェジュンはまだ22、3歳です。

筆者自身、彼と歳が変わらないのですが、当時この曲を聞いた時には、美しいメロディと少し大人な歌詞に、一体どんな大人な恋愛をしているのだろうかとドキドキしたものです。

彼の歌詞は時に叙情的、時に情熱にあふれ、時に甘い。

楽曲によって様変わりするのは、今も変わらない魅力ですね。

 

初めて曲が収録された「MIROTIC」製作時には、既に30曲ほどストックした楽曲があったそうです。アジア中を飛び回りどのK-POPアイドルより多忙な中、いつ発表できる確約がなくても意欲的だったのも、今思えば彼の中では当然であって、ソロアーティストとして確立した現在に通じているのかもしれません。

 

その後ソロアーティストとして2012年『I』、2013年『Y』、『WWW』のアルバムを発表する傍ら、所属するJYJへも多くの楽曲を提供しています。

 

 

2010年『Still In Love』

~「The Beginning」に収録

 

2011年 『Nine』『Pierrot』『I.D.S』

~「THEIR ROOMS」に収録

 

2011年 『In Heaven』『Boy’s Letter』(作詞)『Get Out』

~「IN HEAVEN」に収録

 

2014年 『Dear J』『Babo Boy』『Let Me See』『Creation』(いずれも作詞)

~「JUST US」に収録

 

 

グループへ提供する曲、自身のアルバムで発表する曲、3人で歌うか、自分の声だけで作るのか、選択肢が多いということは発表する何十倍、何百倍もの曲をストックしてあるということです。

実は筆者、仮歌のお仕事をさせて頂いて時期があり、作家さんにそのような話を聞いたことがあります。

その方は常に300曲近くをストックされている方でした。

 

世の中に出ない曲のほうが圧倒的であっても、その中から厳選された納得のいくものを世に出すそうです。

ちなみに仮歌とは、アーティスト本人が歌う前の音源のことです。楽曲コンペに出す際に提出される歌入れも含みます。

 

話を戻して、、

日本活動を再開させたジェジュン、今後は日本でのアルバム発表を目標の一つにしていくことも話されていました。

今までの高い経験値をもつ彼だからこそ、どのような日本アルバムになるのか、今からとても楽しみですね。

 

 

〈名曲「守ってあげる」に込められた想い〉

 

ここまで振り返ってきた曲の中でも、特にジェジュンとファンにとって大切な曲があるそうです。

 

それはジェジュンが東方神起を出てから初めて出演した韓国ドラマ「ボスを守れ」の挿入歌、『守ってあげる』。

ジェジュン演じるムウォンはなかなかヒロインになかなか振り向いてもらえない。窮地に立たされてばかりいるヒロインをいつでも見守っているムウォンの心情を表したかのような、少し切ない曲です。

 

当時、ドラマのOSTとして出された曲ですが、時間が経つとともに特別な曲になったようです。

いつも窮地に立たされるジェジュンへのファン達の思いは、まさに「守ってあげる」「守ってあげたい」であったからです。この曲とファンの思いは不思議とリンクしていきます。

 

いつだったかジェジュンは、ファンの前で「僕を守ってよ。弁護士や、記者や、色々な職業になって、僕を守ってほしい」と常談交じりにそんな話をしたことがあります。ライブだったのか、ファンミーティングだったのか、今回記事を書かせて頂くにあたり資料を一生懸命探してみたのですが、いつどこでのMCであったのかを見つけることができませんでした。

このコラムを読まれている方の中で、記憶にある方がいらっしゃるかもしれません。

 

「守ってほしい」と言っていたジェジュンが、「守ってあげる」と言えるようになったことはとても大事なことだと思います。

 

昨年、除隊してすぐに日本で開催されたライブ「The Rebirth of J」では『守ってあげる』を彼自身があらためて作詞した日本語バージョンとして発表されました。

 

 

 

『守ってあげる』日本語ver

 

今はもう 君を見れない

霞む思い出に 君が埋もれていく

 

さよなら 告げようとしても

君に会えばまた、愛しくなる

 

守りたいよ

君の悪いクセもすべてが

僕を笑顔にさせる

もどかしいけど

いつまでも愛してるよ

 

僕のもとにおいでよ

 

笑っても 覚えていない

まるで夢のように 目覚めれば消えそうで

 

隣にいても 孤独さ

ぎこちなくなるよ この思いは

 

守りたいよ

君の悪いクセもすべてが

僕を笑顔にさせる

もどかしけど

いつまでも愛してるよ

 

僕のもとにおいでよ

 

もしかして誰かの温もり求めてるの?

喜べないよ baby

胸が張りさけそう

 

愛してるよ

 

他の誰にも渡したくない

この手は離さないよ

君の前では

なぜだろう 無理に笑ってる

 

まだ 素直になれなくて

 

 

「The Rebirth of J」のライブ公演中、彼は「まだまだ僕の気持ちは分かっていない。どれだけみんなへの思いが深いか。」そんな話をしました。

ジェジュンのライブはMCが大変長いことで有名です。コミュニケーションを取りたい、ファンと一緒に居たいあまりにライブが2時間、3時間と過ぎてゆき、しまいには終電に乗り遅れそうになった方も多いのではないでしょうか。

 

それだけ話しに話しても、彼にとってはまだ足りないようです。また立場上「話せないこともある」と悲しそうに言う場面もしばしば見てきました。だからこそ、形は違えど、韓国語の曲をあえて日本語に書き換えてまで想いを伝えたいのかもしれません。

 

MC中に飛び交う、ファンからの「守ってあげる!!」の声に「守ってあげるよ」と答える様子は、端から見ていても心温まるものがあります。これからも変わらず温かな関係であり続けてほしい、そう願わずにはいられません。

 

 

〈手に入れた 明るい道を歩き出す〉

 

日本活動再開を発表してから既にいくつかの出演・媒体露出があり、4月1日には横浜アリーナで開催される東京ガールズコレクションプロデュースの都心型ガールズミュージックフェス『TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2018』へのヘッドライナー出演も決定しています。

今後の日本での活躍を期待し、うまくいくことを願わずにはいられません。

 

ライブ「The Rebirth of J」で『守ってあげる』が流れ出す直前、こんなメッセージが流れます。

 

******************

君たちがそうしてくれたように

 

これからは 僕が守ってあげる

 

感謝の気持ちと愛をこめて

 

一緒に歌おう この歌を

******************

 

キム・ジェジュンがこれからも輝き続けるられるのは、確かなる未来予想図です。

 

なぜならば、なぜ自分がそこに立っていられるのかをアーティスト自身が身をもって理解しているからです。

 

なぜならば、どれだけ愛されているかをアーティストもファンも互いに身をもって知っているからです。

 

明るい道を歩み始めたソロアーティスト、ジェジュンさんの今後の活躍から目が離せません。

 

 

★『TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2018』★

 

公演日:2018/4/1(日)

会 場:横浜アリーナ(神奈川県)

出演者:JAEJOONG ジェジュン / SKY-HI / Da-iCE / DOBERMAN INFINITY / lol-エルオーエル-(Shooting Act)

M C:SWAY(DOBERMAN INFINITY)

 

http://girlswalker.com/tgc/music/2018/ticket/

 

 

(出典/引用)

 

JAEFANS:

http://www.jaefans.com

TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2018:

http://girlswalker.com/tgc/music/2018/