【オリジナルレポ】カンタ、日本ファンミーティング『KANGTA PREMIUM FANMEETING 1st “Blooming Day”』を開催!「白い風船が懐かしいですね」
【オリジナルレポ】カンタ、日本ファンミーティング『KANGTA PREMIUM FANMEETING 1st “Blooming Day”』を開催!「白い風船が懐かしいですね」
桜の蕾が開く頃、春の訪れと共にやって来たカンタが日本ファンミーティング『KANGTA PREMIUM FANMEETING 1st “Blooming Day”』を3月24日(日)東京・クラブexで開催した。本レポートは2部の模様をお伝えする。
1996年、アイドルグループH.O.T.のリードボーカルとしてデビュー、2001年のソロデビューアルバム「Polaris」の大ヒットを皮切りにアーティスト、俳優、プロデュース業へと活躍の幅を広げ、その確固たる人気はデビューから20年以上経つ今も勿論健在だ。オープニングVTR終わると「皆さんこんばんは、カンタです。お久しぶりです」と客席の間をゆっくりと歩きながら登場。この日を待ちわびたファンからの黄色い歓声で会場は一気に熱くなった。春らしい軽やかな曲「PROPOSE」でスタート、「ありがとうございまーす!」「今日は皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と元気よく挨拶した。
座りながらのトークでは終始リラックスした表情のカンタ。MCの古家正亨氏から『今回、何がきっかけで日本でイベントをしようと思われたのですか?』と問われると、「日本でファンミーティングをするのは10年ぶりだが、エージェントをしている友人からイベントをしてみないか?と提案されたことがきっかけ」と明かした。しかしながら、日本のファンとは久しぶりの再会となっただけに心配もあったようで「長い時間が経っていますので、実は心の中では〈もしかしたら日本のファンの皆さんは僕のことを覚えているかな?記憶に残っている人はあまりいないのではないか〉と不安に思っていました」と素直な気持ちを語った。そんなカンタの不安を吹き飛ばすかのように、H.O.TのVTRが流れれば、当時と同じように、曲に合わせた掛け声や大合唱。風船を振るファンの姿を見ながら安堵の声で「白い風船が懐かしいですね」と微笑んだ。
ソロアーティストとしての話題になると、作曲を始めたのは〈認められたい〉という気持ちからだったとも。「僕が最初に作曲を始めたのは〈認められたい〉という気持ちがあったからなんです。それまで音楽は聴いて楽しむもので、ステージで頑張れば良いと思っていただけなのですが、やはり音楽的に成長した部分を見せたいと思うようになりました」と語った。また、ソロデビューアルバム「Polaris」以降の心境については「ただ格好つけたものを聴かせるのではなく、〈良い音楽を作るのだ、本物の音楽を作るのだ〉という気持ちになりました。でもその答えはまだ探しているところです。音楽的にはまだ成熟していないと思います。ずっとずっと探し続けるのが音楽だと思っています」とソロアーティストとしての溢れる情熱を垣間見せた。

トークコーナーが終わると、会場を歩きながら直接ファンからの質問に答えるQ&Aやファンとの即興演技対決で盛り上がった。また、サイコロをふって出た願い事を叶えるコーナーでは、ファンと手を繋いで会場を散歩したり、似顔絵を書いたり、モーニングコールを録音したりと至れり尽くせりのファンサービスに会場は一喜一憂、笑顔の絶えない時間となった。
イベントの最後に「こんなに近い距離でファンの皆さんと一緒に過ごすことができるのは、本当に久しぶりのことでした。これからもこのような時間が沢山あったらいいなと思います」と話し、今年は様々な音源や公演を見せ、さらに今日のようなイベントでの再会を固く約束した。
トークが終わると2年前の公演以来、一度も歌ったことがなかったという「愛が来る」を歌詞の一部を日本語に変えて歌い上げ、アンコールの「Happy Happy」では客席の間を笑顔で走り抜け、会場のボルテージは最高潮のまま、楽しい時間を締めくくった。
公演前、各客席には「♡会いたかったよ♡KANGTA27」と書かれたサプライズ用のプラカードが置かれていた。「会いたい気持ち」を抱きしめて、この日を指折り数えて心待ちにしていたファン達は、日本のみならずアジア各国から集まっていた。デビューから長い月日を経ても衰えることのない人気、音楽でさらに高みを目指すカンタの魅力は輝きを増すばかりだ。イベントでも話していたように、また近い将来、日本で再会できる日を期待せずにはいられない。

◆放送情報◆
『KANGTA PREMIUM FANMEETING 1st “Blooming Day”』の模様が6月にDATVで日本初放送!!
詳細 : https://knda.tv/datv/
text:MIO
photo:(C)J HARMONY