【オリジナルレポ】鼓膜彼氏キム・ジェファン初の日本ソロファンミーティング開催！『これからも僕と一緒に歩いて下さい』

2019年07月02日(火)| R's photograpy, 月と太陽～MIOが見るAsian music

【オリジナルレポ】鼓膜彼氏キム・ジェファン初の日本ソロファンミーティング開催！『これからも僕と一緒に歩いて下さい』

6月8日（土）、大宮ソニックシティ大ホールで『2019 キム・ジェファン FAN MEETING [MIN:D] in Japan』が開催された。本レポートでは昼間に開催された1部の模様をお伝えする。Wanna One出身のキム･ジェファンは待望のソロファースト・ミニ・アルバム『Another』を5月にリリースしたばかりだ。歌声を聞いた全ての人を虜にする〈鼓膜彼氏〉、そしてファンが名付けた愛称〈無邪気な顔にセクシーな声＝순얼방음（スンオルボングム）〉の異名をもつ。日本で初めてとなるファンミーティングの会場を埋め尽くしたWIN:D（ファンの呼称）の温かい拍手と歓声に迎えられ登場すると、激しいダンスナンバー｢Designer｣を披露。キム･ジェファンの愛称『ジェニ』で呼ばれるたび笑みが溢れ、｢お会いできて嬉しいです！｣と元気よく挨拶した。お辞儀をしたり、水を飲んだり、はにかんだりと仕草の一つ一つに｢きゃーっ！！｣と歓声が飛ぶほど大興奮のファンら。“会場の雰囲気がとても良い”とホッとした様子で、ソロのファンミーティングは一人なので責任はあるけれども開催できたのがとても嬉しいと話した。

座ってのトークでは〈ジェニのマインドマップ〉と題し、プライベートな一面を垣間見せた。趣味はゲームやサッカー、そして電動自転車に乗ることなどを挙げ、スポーツの中では特に球技が好きだという。前日に開催された大阪公演の際には、空き時間を使ってボーリングに行ったと明かし、ファンをピンに見立てた即興ボーリングを披露。キム・ジェファンがボールを投げる振りをすると、会場のファンが見事なウェーブを作った。また子供の頃はフルート、バイオリンを習ったりドラムやベースも習得したが、楽器の中で一番好きなのはギターだと話した。さらに今最も関心があるのは〈WIN:Dの声〉と言えば、それに応えるかのように大歓声が沸き起こった。

トークが終わると恋人への素直な気持ちと感謝を綴った美しい歌詞の「Love You Still」(그렇게 널)を歌い、途中マイクを会場に向けると何とか一生懸命歌おうとするファン。そんな健気なファンの様子に「ははっ」と小さな笑みを浮かべては、「いいね」と口にするなどなんとも微笑ましい空気に。続く「Knockin’ On Heaven’s Door」ではエレキギターの音を微調整するため、何度か僅かに弾くたびにファンから黄色い歓声が起こった。ギターサウンドで奏でるスイートなメロディラインがキム・ジェファンの歌声にとてもマッチしている「My Star」を歌い上げると会場を蕩けさせた。さらにWanna Oneのラストコンサートでも披露したアコギギターでの「Sorry 」(미안해)とダンスナンバー「Sorry Not Sorry」のスペシャルステージでボルテージは一気に上昇した。

歌が終わると再びトークコーナーへ。飛行機内のシチュエーションが用意され、いつも自宅のソファーに置いてあるというマンドゥ（饅頭）のぬいぐるみを大事そうに抱えるとあまりの可愛らしさにファンからはため息が。移動中の機内ではノートパソコンでゲームをし、宿泊先のホテルではファンレターを読むと話した。ファンからの質問に答えるQ&Aでは自分を動物に例えるなら羊、ソロ曲「Designer」で好きな振り付けはムーンウォーク、オフの日は風に当たりに外出したり美味しいものを食べて気分転換するなど、ざっくばらんにトークを展開した。さらに「皆さんに良いステージを見せるのが僕の責任です。これからも僕と一緒に歩いて下さい」と今後の決意を口にし、ソロデビュー曲「アンニョンハセヨ（Begin Again）」で締め括った。

本編の公演が終わっても割れんばかりの拍手とアンコールの声のなか、再びステージに登場すると「楽しかったですか？また良い公演で皆さんにお会いできるように頑張っていきます！」と深々とお辞儀、アンコール曲「Neighbors Know My Name」でセクシーなダンスを披露した。トーク、歌、ダンスと様々な面をWIN:Dに見せたキム・ジェファン。彼の個性が至るところに散りばめられたファンミーティングだった。

「My Star」を歌唱中、サプライズ企画でファンがスローガンを掲げる場面があった。『わたしの歌手Kingジェファン生涯きみの道だけ行くよ』『また日本で会おうね来てくれてありがとう♡』と書かれたスローガンを手にしたファン達の瞳はステージ上でキラキラと輝くキム・ジェファンをただ一心に見つめていた。そんな力強いWIN:Dの後ろ風を受けたキム・ジェファンのさらなる活躍から目が離せない。