人生で一番輝いていた日々がまた、やってきた – 映画「サニー 永遠の仲間たち」
CJ Entertainment配給の韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」が5月19日より公開となる。
韓国で公開されるや口コミで話題が広がり異例のロングラン。740万人動員という大ヒットとなった国民映画だ。
学生時代に仲間と過ごした陽だまりのような日々、毎日が楽しくて未来もきっと明るいはずだと信じていた。
そんなナミも気が付けば40代に入り”人生はこんなもの”と思いながら、ほんの少しだけ何かが足りないような気もしていた。
そんなある日、ふとした偶然からの友人との再会。
母を見舞って病院を訪れた際、ナミは別の病室で見覚えのある名前を見かける。病室にいたのは高校時代の同級生で親友だったハ・チュナだった。
ガンで余命2ヶ月のチュナは「もう一度、昔の仲間たち、サニーのメンバーに会いたい」とナミに告げる。
それをきっかけとして、ナミは夢にあふれていた日々を思い出し、仲間たちの皮肉な現実に直面しながらも、再び友情と人生の輝きを取り戻していく。
監督・脚本は「過速スキャンダル」(08)でも興行記録を打ち立てたヒットメーカー、カン・ヒョンチョル。劇中にはタック&パティがカバーした「タイム・アフター・タイム」(88)から、シンディー・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」(83)、クライマックスほか要所で流れる、タイトルにもある「サニー」(76)など、70〜80年代のヒット洋楽やファッションが溢れ、きらびやかな思い出と解け合って綴られていく。
夢で満ち溢れていた”1986年”の高校時代と、当時想像していたものとは異なる”2011年”の今が平行して描かれ、観る者全てを彼女たちの人生にぐっと引き込んでいく。そして、いつしか自身の懐かしい思い出のなかにタイムスリップしている、そんな映画だ。東京Bunkamuraル・シネマほかで上映。
サニー永遠の仲間たち 公式サイト
(写真:公式サイトより)