「美男<イケメン>ですね」の大ヒットによって、チャン・グンソクはもちろんのこと、CNBLUEのヨンファにFTISLANDのホンギ、パク・シネとスターが一気に誕生しました。僕としてはAFTERSCHOOLのユイのファンになった記念すべき作品でもあります。

 

そんな「美男<イケメン>ですね」の人気にあやかって日本版も制作されたりしましたが、リメイクは良いとしてタイトルに取り敢えず”イケメン”と付けておけば良いだろ的な、昔からよくあるエンタメ業界の安全策で作られたのではと最初思ったのが「美男イケメンラーメン店」です。

 

「まぁタイトルだけなんだから」ということも言えますが、この時点でスルーする人は多いと思います。だいたいこの流れで面白いものはほとんど無いに等しいというのがこれまでの定説でした。昔のことですが映画「CUBE」の続編っぽいやつにひどい目に遭ったという苦い記憶があります。

 

ただ、”イケメン”とついてるわりにケーブルチャンネルでの放送だったりと、それは韓国の良心(?)なのか何なのかわかりませんが、そんな遠慮は無用でした。というのも、MBC、KBS、SBSという地上波3局で放送されたどのドラマより面白かったからです。

 

 

美男イケメンラーメン店
© 2010 Earthbound Films, LLC.

 

 

その「美男イケメンラーメン店」を僕が観るきっかけになったのはチョン・イルです。
2011年のマイベストドラマ「私の期限は49日」のスケジューラー役を観てファンになり、そのチョン・イルの次の出演作ということでの取り敢えずのチェックでした。ちなみにチョン・イル、「美男イケメンーメン店」の後に出演した「太陽を抱いた月」は視聴率40%を超え大ヒットしたりで、今や大人気俳優への階段をひた走っています。

 

で、この作品正直全く期待はしていませんでした。タイトルのことはもちろん、ヒロインも初めて観る女優さんだったので、チョン・イルを観るためだけでいいかと、それくらいの感じでした。しかし期待は良い意味で次々と裏切られ…。

 

あらすじとしては、チョン・イル演じるチャ・チスはお金持ちの御曹司でわがままな性格。自分の通ってる高校も父親がオーナーというわかりやすいキャラクターで、その何不自由なく暮らしているチスが高校に教習生としてやってきたイ・チョンア演じるヤン・ウンビに出会って恋愛モードになって行き…。そこから巻き起こるドタバタ・ラブコメディです。

 

「まさかそんな女性を好きになるとは!」という展開は韓国ドラマの定番で、最近では「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」や「シークレット・ガーデン」もそうでしたが、主人公の苦悩が面白いというか今回もまさにそんな感じです。

 

ポップでテンポのいいラブコメで笑えるシーンが満載なのですが、音楽が効果的に使われていてグッとくるエピソードもあったりといい感じです。それに45分で16話と韓国ドラマとしては短編なので、もっと観たいと思わせるところがまた評価が高い理由でもあるんじゃないでしょうか。

 

あとメインの2人以外にもタイトル通りの”イケメン”が登場します。”イケメン”ってタイトルに偽りないところがいい意味での裏切りで、イ・ギウは正統派イケメンというか年齢的にダンディというか本当カッコいいです。あと僕が好きなのはバウルです。演じているのはパク・ミヌ。まだ新人なのではじめて観た俳優ですがすごくいい感じでした。今後の活躍に期待です。

 

イケメンつながりでその後もドラマが制作されているので、そのあたりの作品を最後に紹介しておきます。
どちらもケーブルチャンネルでの放送でしたが、キャスティングがこれから人気が出そうな新人俳優とかK-POPアイドルとかなんとも絶妙で、今後はドラマの完成度としても「”イケメン”と付いていればクオリティ高い」と言われそうな、そんな感じもしています。

 

僕らのイケメン青果店
チ・チャンウク/ジヒョク(超新星)/シン・ウォンホ(CROSS GENE)/キム・ヨングァン

 

美男<イケメン>バンド ~キミに届けるピュアビート
エル(INFINITE)/ソンジュン/キム・イェリム(トゥゲウォル)/イ・ミンギ