ソウル近郊の都市パジュに位置する出版都市で、9月15日から23日までの9日間、本の祭典「パジュブックソリ」が開催される。
 

今年で2回目の開催となるこの祭典は、出版都市の出版社・デザイン・印刷・流通関係者と読者が主体となって盛り上げるイベントだ。
 
ソウルの中心部から車で1時間ほどの距離にある、出版社が集まったリサーチパーク「パジュ出版都市」で、作家をはじめ各出版界のトップランナーたちが参加する「本」のフェスティバル「パジュブックソリ」。本の販売や著名人の講演会だけでなく、本から派生する音楽や舞台公演を観覧できたり、世界の出版物を同時に楽しめる、本の面白さを体験できるフェスティバルなのである。

 

今回も、世界中から新旧の本とともに各国の代表的な作家が集まり、講演会を始め、本をフューチャーした演劇プログラムや、ハングルの歴史展、日本でも有名な韓国の代表的な詩人の一人、金素月の生誕110周年記念ワークショップも行われ、韓国文学の深い世界に触れることができる。

 
 


 
 

「新しい韓国文学」を発信し続けている出版社クオンでは、9月14日から18日までの4泊5日間で「ブックソリ」ツアーに参加する旅行者を募集している。

 

一日では回りきれない美しい建物が建ち並ぶ出版都市を回る自由行動の時間を設けるほか、新鋭作家との交流会や、近隣のヘイリ芸術村を訪問し、作家自らガイドを務める見物コースなど、他の韓国ツアーにはないちょっと変わった内容で構成している。本好きと芸術を満喫したい韓国ファンにはうってつけだ。また、9月15日のブックソリ開幕式では、K-POPアーティストの特別公演も予定されており、エンタメも楽しめる欲張りなツアーになっている。

 

ツアー出発日は9月14日で東京成田発、大阪関西発ともに朝食付きで7万8千円より。オプションで宿泊延長も可能。
 
詳しくはクオンのホームページまで。　http://www.cuon.jp/user_data/paju2012.php