スタイリッシュな映像美と多彩なエピソードにハマること必至『ヴァンパイア検事』 〜韓流男子 in ファイティン!
韓国ドラマに休みなし!?という感じで、特に8月、9月とここ数ヶ月ではじまったドラマが面白いものばかりで、ついには週に10作品近く観てしまってる状況に…。韓流にハマって以来ここまで同時に観ているのは初めてのことです。
それというのも、昨年あたりからケーブルテレビでも地上波同様のレベルの高いドラマが次々放送されていることが要因でして、『美男<イケメン>ラーメン店』もコラムで取り上げましたが韓国ではケーブルドラマの視聴率の方も徐々に上がってきています。
そんな訳で、今回再びケーブルで放送されたドラマを取り上げたいと思います。2011年ケーブルドラマ視聴率No.1を獲得した『ヴァンパイア検事』。
『ヴァンパイア検事』というこのストレートなタイトルだけでも、「ああ、ヴァンパイアの検事が活躍するドラマだな」と一目瞭然で、何だか設定だけでも面白そうと思う方が多いと思います
ヴァンパイアは、映画、マンガ、小説、ゲームなどに数多く登場してるのでおなじみのキャラクターですよね。吸血鬼とかドラキュラという言い方もされますが、最近では日本を代表する岩井俊二監督の最新作の映画のタイトルがそのまま『ヴァンパイア』でした。
『ヴァンパイア検事』の主人公・ミン・テヨン検事は、死者の血を飲んだり触ったりすることで死者の見た景色が見えるという能力を持っています。
あらすじとしては、そのヴァンパイアとして生きているテヨン検事を中心に、世の中で起こってるさまざまな事件を解決していくというドラマなのですが、それに加えてヴァンパイアになった経緯やそれにまつわる事件などが徐々に明らかにされていくので観ている人を飽きさせない作りになっています。
ヴァンパイアの話をメインにするのではなく、事件捜査をメインにおいたエピソード構成が秀逸で、シリアスなものがあったり、ミステリー要素だけで魅せるエピソードもあったり、まるで同じ設定で違う作家さんが書いてるのではないかと思ったくらいでした。
さらにこのドラマを語るにあたってはずせないのはスタイリッシュな映像美です。映像の切り替えが速くて、色合いとか描き方が「恋する惑星」のウォン・カーウァイ監督の映画を思わせるような感じで一気に引き込まれました。
多分これが地上波で視聴率を取ろうとする番組だったら、高年齢層を意識した作りにせざるを得ないので、若者にしか支持されそうにないこのスピード感は出せなかったのではないかと思います。この映像によって臨場感が生まれ、独特の世界観から目が離せなくなるというそんな感じでした。
キャストは、ヴァンパイアのミン・テヨン検事にヨン・ジョンフン。『エデンの東』ではソン・スンホンの弟・ドンウク役を演じていたのですが演技派の俳優さんです。それに『太陽を抱いた月』や『赤と黒』に出演している美人女優ハン・ガインの夫としても有名ですね。
いろいろ書いてきましたが、実は僕がこの作品を観るきっかけとなったのは、新人検事役で出演してるイ・ヨンアでした。イ・ヨンアは有名な作品でいうと『一枝梅』とか『製パン王キム・タック』に出演しているので名前は知らなくても観たことのある方も多いと思います。
出てくるだけで雰囲気が明るくなるという魅力的な女優さんで、『一枝梅』でハマって以来、主演ドラマなど長編が多いのですが次々と観ていきました。その中での僕のオススメは『愛は誰にも止められない』という作品です。レンタルもされている作品なのでファンになられた方は是非チェックしてください。今回は検事役ということでシリアスなシーンが多いですが、テヨン検事との淡すぎるラブラインとか注目ポイントです。
そんなこの作品は最終回の時点ですでにシーズン2の制作が決まっていました。
シーズン1はTSUTAYA限定で9月5日にレンタルが開始、10月19日にはDVD-BOXも発売されます。同時期に始まったシーズン2の放送では、日本の人気女優・吉高由里子も出演するということで日本のメディアでもかなり取り上げられていましたので、これから吉高由里子きっかけで観る人も増えるのではと思っています。観れば面白さが伝わる作品なので韓流に無縁の方にも『冬ソナ』だけじゃない韓国ドラマの良さが伝わればいいなと思いますね。
最後に今回のキーワード”スタイリッシュ”で思い浮かんだオススメの韓国ドラマを紹介しておきます。
「魔王
「赤と黒
「チュノ~推奴~
「犬とオオカミの時間
■DVD情報
◆「ヴァンパイア検事」Vol.1~6
2012.9.5 TSUTAYAでのみレンタル開始!
<DVD仕様>
2011年/16:9/カラー/片面1層/ドルビーデジタル2.0chステレオ/音声:韓国語:日本語字幕
全6巻/1話 約60分前後
販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
◆「ヴァンパイア検事」DVD-BOX(全6巻組)
<DVD仕様>
DVD 6巻組/1話~12話収録
2011年/16:9/カラー/片面1層/ドルビーデジタル2.0chステレオ/音声:韓国語:日本語字幕
全6巻/1話 約60分前後
販売元:東宝
発売日:2012年10月19日
販売価格:17,640円(税込)
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売元:東宝
(C)Orion Cinema Network, Inc.
*商品の仕様・特典等は、変更になる場合がございます。
期待しないで観た「ヴァンパイア刑事」でしたが(周りではあまり話題になってませんでしたので・・・)見たら期待以上に面白い!
相棒が「あれ(血)飲んじゃえば分かるだろう?」みたいな
『おいおい』と画面に向かって突っ込みどころも満載で
2も制作されると知って「おお!妻のハン・ガインがいい仕事しているからお前も負けじと頑張っているのね」と応援したくなりました・
ケーブルで観た時に1話が短くてカット版だったのかと思います
カットしないで放送して欲しいな~。
misunaさんへ
コメントありがとうございます。
そうですね あまり期待せずに観るとよりいいですね
前半より後半にいくにつれて面白くなってくるし
日本で人気の「相棒」じゃないですが
このチームに愛着が湧いてくる感じで
あと夫婦共に仕事順調なんてすごいというか
ハン・ガインの方がまだ上をいってる感じなので
シーズン2ももっと話題になればいいな と
このドラマはすでにスピード感あるカット割りで見やすくしてあるので
完全版じゃないとね と