K-POPグループの最強ポジションと言えば – ”マンネ”(末っ子)。

 

メンバーの公式プロフィールや自己紹介などでも必ずと言って良いほど”マンネ”という注釈が付いてきます。日本のアイドルの世界ではまず見られない現象ですが、どうしてこれほどまでに”マンネ”が強調されるのか。

 

韓国の人々に根付いている儒教の教え。年長者を敬い家族を大切にするこの考えは、昔ほどでは無いと言いますが韓国ではやはり非常に重んじられています。ですから、K-POPグループのメンバー間においても、日本には無い特別な上下意識があるようで、さらにはK-POPグループの多くはデビュー後も宿舎で共同生活することが多いので、本当の兄弟・姉妹のような関係性の強さを感じるのではないでしょうか。

 

そんなマンネたちの活躍がここ最近目立つようになってきました。

 

これまでは他のメンバーに比べてソロでの活動は少ないイメージだったマンネ。学業の面でひとりだけ高校に通ってたりしてスケジュールの都合がつかないなどがあったからです。

 

それが、人気グループのマンネたちが次々と成人して、音楽以外の俳優活動やバラエティなど、いろいろなところで活躍するようになりました。今回はそんな代表的マンネたちを紹介していきたいと思います。

 

もちろんすでに日本でも有名なメンバーもいれば、これからというメンバーもいます。なじみの無かったグループに目を向けるきっかけになればと思います。

 

 

 

■日本でグループとしても個人としても知名度の高いマンネ

 

まずトップバッターは東方神起のチャンミン。現在は2人組なので”末っ子”という形容詞がしっくりこないかもしれませんが…。

 

ソロで活動するイメージがあまりなかったですが、2011年ドラマ『パラダイス牧場』で主演を演じ、最近では日本で初出演した映画『黄金を抱いて翔べ』でいきなり日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。今年1月からはKBS2TVの新バラエティー番組『月光プリンス』で、自身初のバラエティー番組レギュラーMCに挑戦しています。

 

そんなチャンミンと仲が良いのがSUPER JUNIORのキュヒョン。毒舌家だからなのか”ブラック・マンネ”と呼ばれています。ソロではありませんが、最近は同じSUPER JUNIORのメンバーであるリョウク、イェソンとの3人で構成されるユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.で久々の日本でのコンサートや新曲のリリースなどがありました。

 

 

 

 
 
同じく日本でも人気のBIGBANGのV.I(スンリ)は、昨年あたりからフジテレビの番組『魁!音楽番付EIGHT』でMCを務めたり、他にも様々なバラエティ番組に出演し始めて、K-POPファン以外に対しても知名度をアップ。今年はドラマ『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』にも出演して日本ではかなりおなじみになりつつあります。

 

 

 

■日本ではグループとして人気〜今後個人としても活躍が期待されるマンネ

 

先の3名はすでに日本においてグループはもとより個人としての人気・知名度を確立しつつあるマンネと言えると思いますが、他にも日本ではグループとして人気、今後個人としても注目されそうなマンネたちを続いて紹介したいと思います。

 

まずは、CNBLUEのジョンシン。グループではベースを担当しています。これまでCNBLUEのソロ活動といえばヨンファがメインでしたが、ジョンシンはモデルとしてファッションショーに出演したり、昨年からはドラマ『いとしのソヨン』という視聴率45%を超える国民ドラマに出演して、個人としての活躍が目覚ましい一人です。『いとしのソヨン』は日本でも放送され始めましたので、CNBLUEより先にドラマからジョンシンを知る方も増えてくるかもしれません。

 

バラードグループ・2AMのジヌンは主演したドラマ『ドリームハイ2』が日本の地上波でも放送されたので、そこから知った方も多いかもしれません。現在は同じく2AMのメンバー チョ・グォンが韓国でブレイクのきっかけとなった番組『私たち結婚しました』に出演中です。

 

SHINeeのテミンも代表的マンネ。ルックスがまさに王道アイドルの彼にも注目です。最近ではBoAのミュ−ジックビデオに出演したり、過去にも少しだけドラマ出演などがありましたが、ソロ活動に関してはこれからなので期待の存在です。

 

U-KISSのドンホは女性のようなルックスで裁縫もするなど個性的。ケーブルドラマですが日本のマンガが原作となっているドラマ『ホーリーランド』で主演するなど活動の幅を広げています。

 

日本ではNHKで放送のドラマ『赤と黒』『太陽を抱く月』に出演している人気女優ハン・ガインに顔がそっくりなことで有名(?)なのが、ZE:Aのドンジュン。運動神経が抜群でアイドル運動会ではいつも大活躍しています。

 

 

■別格マンネ〜代名詞的末っ子のキム・ヒョンジュン

 

当たり前ですが、どのグループにも必ず”マンネ”が存在します。今回は男性グループ中心でご紹介しましたが、もちろんガールズグループにも同じようにマンネがいて高い人気を誇っています。

 

音楽番組などでもマンネだけのユニットを結成してパフォーマンスしたりとファンたちを楽しませてくれている特別な存在の”マンネ”ですが、実はこのマンネという言葉で一番に名前が浮かぶ人物がいます。

 

それがSS501のキム・ヒョンジュン。検索をするとわかると思いますが”マンネ”の意味の解説に別枠で入っていたりする代表的マンネです。

 

 

 
 
 

そんなキム・ヒョンジュン(マンネ)の活躍も最近めざましいものがあります。昨年はなんと主演ドラマが2作品(『輝ける彼女』『あなたを愛してます』)も放送されるなど俳優顔負けの活躍で、続いて名匠キム・ギドク監督が制作した映画『俳優は俳優だ』にも出演と波に乗ってる感じがあります。

 

 

かように多彩なキャラが揃う”マンネ”。あまり知らないグループもマンネを注目してみると新たな発見があるかも知れません。
 
 
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