BTOB登壇!”「LIVE ARCH vol.1 OPENING SPECIAL EVENT」2日目記者会見&イベントレポート
BTOB登壇!”皆さんはBTOBの思い出です!
「LIVE ARCH vol.1 OPENING SPECIAL EVENT」
2日目記者会見&イベントレポート
韓国をはじめアジアの良質なエンターテイメントを幅広く招致し、ライブをはじめとした様々な展開によって、国と国とを結ぶ懸け橋を目指すイベント「LIVE ARCH」。その旗揚げとなる、オープニング公演「LIVE ARCH vol.1 OPENING SPECIAL EVENT」が、10月1日・2日に各2公演開催。人気お笑いコンビCOWCOWと韓流コラムニスト・タレントの椎名真子が司会を務め、2日目である10月2日には今回が日本での初単独ライブとなるBTOBがゲストとして出演した。
□ 記者会見

メンバーたち全員、ニコニコと楽しんでいる雰囲気で始まった記者会見。日本デビュー前であるにも関わらず、なんとほとんどの受け答えが日本語!!特にメンバーのイルフンとソンジェが一生懸命日本語で受け答えをしようとしていたのが印象的だった。
—まずは自己紹介をお願いします。
イルフン:こんにちは、BTOBのイルフンです。チームでメインラッパーを担当しています。どうぞよろしくお願いします。
プニエル:こんにちは、私はBTOBのプニエルです。カムサハムニダ。ありがとうございます。
ミニョク:こんにちは、ミニョクです。BTOBでラップとビジュアルを担当しています(笑)。あと、セクシーとカワイイとカッコイイと、ぜんぶ担当しています。よろしくお願いします。
ヒョンシク:こんにちは、BTOBのマッチョ、ヒョンシクです。ボーカルを担当しています。作曲もやります。どうぞよろしくお願いします。
ウングァン:こんにちは、リーダーとメインボーカル、ウングァンです。よろしくお願いします。
チャンソプ:こんにちは、私はBTOBのチャンソブです。よろしくお願いします。
ソンジェ:こんにちは、私はBTOBの末っ子、ソンジェです。どうぞよろしくお願いします。
—日本で初めての単独ライブとなりますが、今の気持ちは?
イルフン:私たちは残念ながら、今まで日本ではあまり活動をしていないので、ぜひ、来たいと思っていました。今日単独コンサートでステージに立つことができるので、超嬉しくて超幸せで、超緊張しています。
ソンジェ:日本のお姫様たちに会えるので、本当に嬉しいです。
(通訳さんに向かって)日本語上手ですね。
メンバー:(笑)
—日本と韓国のファンの違いは?
ソンジェ:私の考えでは日本のファンの皆さんは。えっと、何か・・・
イルフン:日本のファンのみなさんは、恥ずかしがりやな人が多いような気がします。そしてキレイでカワイイです。韓国のファンは強いというか、勢いがあるというか、私たちが韓国語の方が慣れているので、こちらに向かって来るときの距離感が近いような気がします。
ヒョンシク:ステージから見ていて、日本のファンはプラカードを持っている人が多くてとても驚きました。
ー自分たちの曲の中で一番好きなものは?
イルフン:私は『WOW』です。『Thriller』も好きですが、僕に『WOW』が一番似合うような気がします。
プニエル:ステージの上ですごく楽しめ曲なので、僕も『WOW』が一番好きです。
ミニョク:ぜんぶ好きです。
ヒョンシク:自分で作曲した『ピョル』という曲が好きです(笑)。
ウングァン:私は『2度目の告白』という曲が好きです。聞くたびに気分が良くなるんです。温かい感じが好きです。
チャンソブ:今回のアルバムに収録されている『LIKE A CRYSTAL』が一番好きです。
ソンジェ:私は『Thriller』が一番好きです。なぜならパートが一番多いから(笑)。
—日本に来たときに必ず行く場所は?
ソンジェ:残念ながら私たちは日本に来たことがあまりないので、行く場所というより、行きたいところはあります。ディズニーランドに行ってみたいです!
ウングァン:私は東京タワー!
ヒョンシク:僕は家族旅行で、結構日本に来たことがありますよ。
イルフン:私は原宿に行って遊びたいです。
チャンソプ:ホテルで寝たいです。日本のホテルは一番いいです。
—日本のファンにメッセージをお願いします。
ソンジェ:日本のファンのみなさんは超カワイイし超キレイです。これからも頑張りますので、是非応援よろしくお願いします。愛してる。
チャンソブ:日本に来ることはそんなに多くないのですが、来るたびにエネルギーを貰えるので、とても感謝しています。これから期待に応えられるように頑張りますので、よろしくお願いします。
ウングァン:今回が日本で初めての単独コンサートなので、そのステージを含めて、いらっしゃって下さったファンの皆様を、一生忘れることができないと思います。
ヒョンシク:昼の公演が『Thriller』でスタートしたのですが、力強く歌わなければならなかったのに、ファンのみんなの愛に感動してニヤけて笑ってしまいました(笑)。ホントに感動しました。ありがとう御座います。
ミニョク:僕たちのために、わざわざファンのみなさんが足を運んでくれるので、胸が一杯になります。一生懸命頑張ります。今、ここにいる記者のみなさんにも本当に感謝したいと思います。本当にありがとうございます。
プニエル:あまり日本語が上手じゃないので、申し訳ない気持ちがあります。これから、日本でいろいろなステージに上がることができたらいいなと思います。
イルフン:日本のメロディ(BTOBのファン)のみなさんに、ただ、愛していると伝えてあげたいです。そしてこれからも頑張りますので、韓国でももちろん、日本でも頑張りますので、応援してください。
—自身のアピールポイントを教えてください。
ウングァン:カワイイところです(笑)。プインプイン!スミマセン。
イルフン:私は、カワイイです。でも今日はカリスマです。
ミンヒョク:私はセクシーなところです。
チャンソブ:みんなかっこよくて可愛くてセクシーなので、自分の魅力のポイントはギャグです(笑)。
ヒョンシク:僕は笑顔です。
プニエル:大きな前歯です。
ソンジェ:私はまだ19歳で子どもだから、何をしてもカワイイところです(笑)。
□「皆さんはBTOBの思い出です!」ファンと一体化し、熱狂した、日本での初単独イベント。
日本での単独ライブは初めてであり、日本でのレコードデビューはしていないBTOBだが、会場は満席ですごい熱気。彼らの来日を待ちわびた日本のファンにとって初単独ライブは一大イベントなのだ。
早速始まったBTOBのライブ。始まるや否や「Born TO Beat」と「Insane」を続けて披露。一気に会場はヒートアップ。運動神経万能なミニョクが高いジャンプキックを披露したり、笑顔の素敵なヒョンシクが腕でハートをつくって客席に飛ばしたり、開始早々、会場は熱気と一体感に包まれた。

会場の熱気が冷めやらぬうちに、MCをつとめる椎名真子とCOWCOWが登場し、MCタイムへ。99%日本語で繰り広げられるMCタイムに、会場のファンは大興奮!
—まず自己紹介をお願いします。
ソンジェ:こんばんはー!ソンジェのお姫様たち。BTOBの末っ子ソンジェです。よろしくお願いします。
ウングァン:こんばんは、私はBTOBのリーダーとメインボーカルを担当しているウングァンです!グァンちゃんて呼んで下さい!はい、グァンちゃん!
ファン:グァンちゃん!
ウングァン:グァンちゃん!
ファン:グァンちゃん!
ウングァン:いぇーい(笑)。
ミニョク:こんばんは、私はミニョクです。私はBTOBで、セクシーとカワイイとカリスマとイケメンと、全部担当しています!
ソンジェ:うそつき!
イルフン:BTOBの欲張り担当!
プニエル:私はプニエルです!(カンペを見ながら)すみません、日本語は難しいです。でも皆さんと会えて超うれしいです。ありがとうございます!
ヒョンシク:こんにちは!BTOBのマッチョ、ヒョンシクです!今回また日本で皆様に会って、すごくうれしいです!もう一度盛り上がりましょう!何回も日本に来ましたが、今日が一番最高です。
チャンソプ:こんにちは、皆さん!私はBTOBのチャンソプです。私は皆さんほんとにほんとにほんとにほんとにほんとーに愛してるよーーー!!!!!!
イルフン:こんにちは!まず、ソンジェ君が皆さんに「私のお姫様たち」と話してましたが、皆さんは「私だけのお姫様たち」です。
ソンジェ:私のだ!
イルフン:そして、ソンジェ君もイケメン、ミニョク君もイケメン、みーんなイケメンですが、私がBTOBで一番イケメンです!
ソンジェ:不細工!
イルフン:イルフンでした!愛してるよ!
—BTOBの名前の由来は?
ソンジェ:Born to Beatです。意味は歌のため、音楽のために生まれて来た。
—日本でLIVE ARCH vol.1 OPENING SPECIAL EVENTのゲストとして参加することになった感想は?
ソンジェ:私のお姫様たちを見て、気持ちいいです。私たちBTOBは日本が大好きです。愛してる。
ウングァン:皆さんのおかげで本当に幸せです。ちょっと緊張しています。ありがとう御座います。
ミニョク:さけべー!愛してるー!
プニエル:こんにちは。あーーーーThank you for coming to every one〜!
ヒョンシク:すごくうれしいです!最高です!愛してるよ!
チャンソプ:みなさん!全部愛してるよー!!
イルフン:お姫様たち!私もただ、愛してるよ!
愛に溢れたMCタイムから、続いてはこの夏に韓国でリリースし人気を博した「Thriller」を披露。個性的なダンスに、ボーカルラインの奇麗で伸びる声と、かわいい顔してイケイケラッパーイルフン、ミニョクの力のあるラップが映える曲です。

その後、「Irresistible Iips」「サランバッケ」を続けて披露。「Irresistible Iips」の冒頭の一人一人唇を撫でるところでかわいくピースをするヒョンシクやかっこよくダンスをしながらハートを仕込むイルフン、ミニョク等、アドリブをはさみながらの楽しいステージに会場は一層ヒートアップ。
再びのMCタイムで、今度はCOWCOWの当たり前体操をBTOBも披露!まずCOWCOWが持ちネタである「あたりまえ体操」の恋愛バージョンを披露し、BTOBに伝授。
♪友達と思ってた人、いつの間にか、好き! 当たり前体操〜
(フリ:普通におしゃべりして、「好き」のところで正面向いてはっ!とした顔する)
♪恋愛相談してたら、あれおかしいな、好き! 当たり前体操〜
(深刻な顔して相談してる風から、正面向いてはっとした顔する)
♪嫌い嫌い、あんたなんか大嫌い、好き! 当たり前体操〜
(ケンカしてそっぽ向いた背中に、ぎゅっと抱きつく)
♪(ディスコみたいなダンス踊って)、好き! 当たり前体操〜
「これを代表して誰かに・・・」と多田が言いかけると、ウングァンとミニョクが自然と前へ。全体的に結構忠実にこなす中、随所でCOWCOWのオリジナルよりも濃厚な絡みが入り、会場は熱狂!最後、どうしてもここに入りたかったイルフンがミニョクの肩に手を置いて「好き!」と飛び入り参加。
盛り上がる中、次に行われたのはイルフンのサプライズバースデーイベント。主催者公認でファンの方が用意したようで、COWCOWの合図とともに、会場中が一斉にお祝いのスローガンを掲げ、バースデーソングを熱唱。イルフンの驚いた感動の表情にファンも胸がいっぱいの模様。嬉しそうな表情のイルフンに向かっておこった「泣け!」コールに、イルフンは今どきめったに見ないレベルの、クサすぎる泣き真似を披露。
ここでソンジェが「イルンくん、日本のメロディ(=BTOBのファンのこと)さまに、キヨミ(=ぶりっこして愛嬌を振りまくこと)して!」とファンにとってはワールドカップ級のナイスパス。ミニョクにマイクを持ってもらい、イルフンは全力でキヨミを披露した。

バースデーイベントで更に一体感を高めた会場では、次に「プレゼント抽選会」が行われた。選ばれた5名にメンバーからプレゼントの入った大きな紙バッグが直接手渡された。さらに選ばれた1名は舞台に用意されたイスに座り、間近で彼らの歌を聞けるというスペシャルプレゼントが!舞台に上がった1名のファンを囲み、「Monday To Sunday.」を披露するBTOB。ソンジェにエスコートされて舞台にあがったファンをみんなで囲み、チャンソプが肩に手をおいたり、ミニョクは手をとったり、普段スキンシップが苦手だというイルフンが肩を抱くと会場からは悲鳴のような歓声が(笑)。
更に熱気が増した会場で、続いてはBTOBのボーカルラインが用意したスペシャルステージ、EXILEの「ただ…逢いたくて」を日本語で披露。ウングァン、ヒョンシク、ソンジェ、チャンソプの4人でステージを披露した。BTOBの持ち味の一つは4人のボーカルラインの安定した伸びのある声だろう。素敵な声色にファンはうっとり。
すると会場後方からイルフン、ミニョク、プニエルが客席の合間を縫ってステージまで走って行き、会場は大騒ぎ。再び舞台に7人が揃うと、V6の「Feel your breeze」を披露。
続いて、韓国でも大ヒットしたアップテンポのダンス曲「WOW」。90年代風の曲調にニュージャックスイングとロックテイストが融合された曲で、BTOBメンバーもお気に入りの曲。今回は、いつもと伴奏や振り付け、フォーメーションが違ったスペシャルバージョンで披露された。
最後は「CATCH ME」。アップテンポで盛り上がる一曲で、会場はほぼ完全に一体化。プレゼントを投げながら楽しそうにファンとの交流を楽しんでいるBTOBメンバー。アンコールは今年の4月に韓国でリリースされた、かわいくポップな「2nd Confession」を披露し、イベントは終了。

「みなさんはBTOBの思い出です!愛してるよ!」何度もファンに「BTOBの思い出」と叫んでいたのはリーダーのウングァン。本当に、BTOBにとっても、そしてファンにとっても最高の思い出となった日本初の単独ライブであったと思う。

2012年にデビューしたK-POPアイドルたちの中でも、特に人気と注目度の高いBTOBだが、イベント中も集まってくれた日本のファンへの感謝の気持ちを何度も何度も伝えていた。そして日本でレコードデビューしていないグループが、99%日本語でMCをつとめようとする姿勢も、彼らの謙虚さ、ファンへの想い、地道に努力出来る強さが現れているだろう。本国韓国だけでなく、このLIVE ARCHに出演したことを通して、日本でさらに活動の幅を広げてほしい。今後の活躍に更に期待したい。
文/Kyuyon Kim
