韓流モードになって早3年。ブログとハングル勉強も2年ほどになりますが、このたびコラムを書くことになりました、「韓流男子」というブログを運営しているhellosundayです。

 

韓流ドラマにどっぷりのメンズってことで珍しいのかどうなのか。今回こちらでも書かせてもらうことになりました。というわけで、まずは僕の紹介あたりから…。

 

僕が韓流に目覚めるきっかけとなったのは「雪の女王」です。

 

NHKで放送の「シークレットガーデン」でも大人気なヒョンビン主演のドラマですが、ヒロインのソン・ユリとの2人のラブラインが本当にいい感じだったり音楽も印象的で、それ以前もなんとなく「宮」「魔王」「フルハウス」など観ていたのですが、この作品で一気に韓流熱がヒートアップしてしまいました。まさにスタート地点です。

 

その後1年以上はドラマ漬けで、時代劇でも現代劇でも長編でも人気作を中心に手当たり次第観ていきましたが、次のターニングポイントは「美男<イケメン>ですね」でしょうか。

 

ちょうどブログをはじめる直前、ハングル勉強もはじめてみようと思った時なので、僕は多分「美男<イケメン>ですね」世代だと思います。

 

すでに冬ソナとか東方神起世代の方が韓流ファンとしてかなりいましたが、そこにライトな感じで入り込んでいった世代で、本当にKARAもそうですが「美男<イケメン>ですね」も、それだけは観たことあるという感じの人も多くて、韓流に無縁そうな人からも話を聞いたりしました。KARAの「ミスター」なんかは全世代というか、知り合いの60代の社長までカラオケで歌いだす踊りだすで…って、そうそう、ここは韓国ドラマ&映画についてのコラムということでそろそろ本題に。

 

 

今回取り上げる作品は「ラブレイン」です まぁキャスト・監督が夢の取り合わせです。

 

主演は、そのNo.1韓流スターのチャン・グンソク。そもそもチャン・グンソクとの出会いはソン・ユリ出演ということで観た「快刀ホン・ギルドン」でしたが、とにかくキレイな顔で存在感もあってということで注目しました。そのあと別人のように短髪になった「ベートーベンウィルス」を観て演技力もあるなと感じ入ったのでした。

 

日本でのチャン・グンソクフィーバーは「美男<イケメン>ですね」のイメージのままに一気に盛り上がった感じで、僕も最初はTV番組もすべてチェックしていましたが、あまりの多さに断念してからはかなりライトなファンという感じになりました。

 

ただ、ドラマを観れば男女問わず納得させられる俳優だと思うので、継続してブログでも注目してます。僕としては「メリは外泊中」のムギョルが理想的というか一番好きなチャン・グンソクです。

 

 

チャン・グンソク
 

 

ヒロインは日本でも大人気のK-POPグループ「少女時代」のユナ。

 

ユナは韓国の放送を観ていればCMでも出てきますし、僕もすぐに気になってドラマ「君は僕の運命」を観たりしたのですが、とにかくマンガに出てくるような美少女とでも言うんでしょうか。

 

日本ではまだ少女時代のメンバーのひとり、という感じの知名度ですが、今後はユナが日本のCMでも当たり前に出てる時代が来るのではないかと思います。

 

ところで、ユナは演技力というよりバラエティ番組などで見せる素の部分が非常に面白いんですよね。2PMのテギョンと共にレギュラー出演していた「ファミリーがやってきた2」などを観ると、リアクションが小学生男子を思わせる無邪気さで、今回の「ラブレイン」でも現代のシーンではそれに近い面白いユナの部分を見る事が出来ます。

 

 

ユナ

 

 

さらに監督は、韓流の原点「冬のソナタ」のユン・ソクホ。

 

僕は韓国のドラマで一番最初に観たのが「夏の香り」で作品としてもお気に入りですが、原色を効果的に使ったキレイな映像が魅力の監督です。

 

そして、いつも何か懐かしい思いにさせてくれるのも特徴なんですが、今回の「ラブレイン」では1970年代を忠実に描いているので監督の真骨頂という感じだと思います。

 

チャン・グンソクが演じるのは純真な美大生だった頃のイナと、イナの子供で写真家のジュン。そしてユナが演じるのは清楚な大学生だった頃のユニと、ユニの娘で天真爛漫なハナ。

 

「ラブレイン」のあらすじとしては1970年代いわゆるアナログ世代と、そんなアナログ世代を親に持つデジタル世代。さらに現代まで続くアナログ世代のそれぞれの恋愛を描いた正統派ラブストーリーです。

 

イナはキャンパスでたまたますれ違ったユニに3秒で恋におちて…その時ちょうど雨が降っていて。

 

病気の治療のためにアメリカに渡ったユニはイナたちには亡くなったと伝え聞かされ、亡くなった(と思っていた)ユニを思ったままイナは結婚し、子供が出来そして離婚。

 

一方ユニはアメリカで結婚し子供が出来ますが夫と死別。イナが結婚したことを知っているので会いは行けなかったものが、2人の子供であるジュンとハナが恋におちて、その流れから現代でイナとユニは運命の再会。亡くなったと思っていたユニとの再会でイナの恋心は燃え上がり…と、そういう展開です。

 

再会シーンでも流れるチャン・グンソクが歌う「愛の雨」という曲がまたなんともいい曲。そして、現代の2人のやりとりがいい感じで、ハナの意外な反応に戸惑うジュンの姿が面白いです。

 

タイトルの通り”雨”がキーワードになっていて、雨といえば憂鬱の象徴みたいな感じですが、イナとユニにとっては出会いの瞬間なのでずっといいイメージのままなんですね。

 

 

ラブレイン
 

 

そんな「ラブレイン」、日本でも5月からCSで、夏には地上波での放送も予定されてるのでますます話題になっていくと思いますが、主演の2人が1人2役で全く違う性格の人物を演じてるのでそのあたりがまずは見所ですね。

 

あと、どうしても主演の2人のことがメインになりがちですが、他の出演者もかなりいい感じなのでご紹介しておきます。

 

まずハナの先輩役で出演のキム・ヨングァン。

 

隠れた名作「ホワイトクリスマス」と、この間まで「僕らのイケメン青果店」に出演していましたが、なんというか「チェオクの剣」で有名なキム・ミンジュンを彷彿とさせる大きいのに繊細な表情が出来る俳優なので今後に期待しています。

 

あと、ジュンに恋するモデル役で出演のパク・セヨン。この女優さんは同時期放送の「赤道の男」にも出演してるんですが、存在感がすごい! 「ラブレイン」では今のところPOPですが、とにかく大注目です。

 

最後に今後楽しみにしてるドラマをご紹介して、また次回!

 

ホン姉妹最新作でコン・ユ/イ・ミンジョン/missAスジ出演「ビッグ」
ソン・スンホン/ジェジュン(JYJ)/パク・ミニョン/イ・ソヨン出演「タイムスリップドクターJIN」
イ・ジュンギ/シン・ミナ出演「アラン使道伝」(仮題)

 

 

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